イエナ製テッサーの5cmF3.5と言えば「サンハンテッサー」と呼ばれ、「鷹の目テッサー」の異名をとる、シャープネスの高い玉として有名ですが、このレンズはマウントがM40と言うへんてこなレンズ(^^;;
私はM40のカメラとか良くわかりませんが……(ライカはM39?)。
つまり、マウント部分の口径が2mmほど
M42より小さいわけですが、M40のカメラのフランジバックも
M42とは異なるらしく、そのままでは無限遠が出なかったそうです。
で、マウントを
M42に変換することはできたのですが、無限遠を出すためにレンズのうちのどれかをひっくり返したとか。
超荒業ですが、これで無限遠は出るようになったそうです……が、当然光学設計的にはありえないので、描写もありえないことになっています(^^;;;
で、撮ってみたらタイトルの「えらいこっちゃ」だったわけです(^^;;;
まぁソフトフォーカスになるくらいならそれほど驚かなかったのですが、1枚目の右上あたり、えらいこっちゃなんです。6枚目も周辺はかなり来てますよね。
もともと開放F値が3.5と暗い上にファインダーを覗いても写真と同じくらい風呂場状態なので、ピントなんてあっているのかちっともわかりません(^^;;;
とりあえずなんだか「トイカメ風」な写りで面白いなぁと(笑)
#LOREOのLens in Capは良く写っちゃうので、こっちの方がよりトイカメ風かなと。
SONY
α900 DSLR-A900
Carl Zeiss Jena Tessar 1:3.5 f=5cm T (M40・凸玉)
テーマ : ある日の風景や景色 - ジャンル : 写真
タグ : α900 M42 電子マウントアダプタ カールツァイスイエナ
2009/04/27 14:00 |
Carl Zeiss Jena Tessar 1:3.5 f=5cm T (M40・凸玉)
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